市内(読み)シナイ

精選版 日本国語大辞典 「市内」の意味・読み・例文・類語

し‐ない【市内】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 市の区域の中。まちの中。
    1. [初出の実例]「橋下の辻は市内第一の大逵(ひろこうぢ)なるべし」(出典即興詩人(1901)〈森鴎外訳〉夜襲)
  3. しないでんしゃ(市内電車)」の略。
    1. [初出の実例]「市内の割引が上らない内から蔵前の学校までお出かけにならなければならないので」(出典:桑の実(1913)〈鈴木三重吉〉一八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android