辛抱気(読み)しんぼうぎ

精選版 日本国語大辞典 「辛抱気」の意味・読み・例文・類語

しんぼう‐ぎシンバウ‥【辛抱気】

  1. 〘 名詞 〙 辛抱をする気持。がまんしようとする気持。
    1. [初出の実例]「此方が虚名(へぼ)といふもんだから終に来やせん。勿論辛抱気(シンバウギ)になって見りゃア、来られねへ方が能のさ」(出典人情本・閑情末摘花(1839‐41)初)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android