辰岡久菊(読み)たつおか ひさぎく

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「辰岡久菊」の解説

辰岡久菊 たつおか-ひさぎく

?-? 江戸時代中期の歌舞伎役者,作者
辰岡染右衛門養子享保(きょうほう)3年(1718)京都で色子(いろこ)として初舞台。元文3年江戸にでて人気女方となり,のち京都にもどり,京女方の巻頭(かんとう)をしめる。また天満屋久七の名で作者をかねた。作品に「傾城邯鄲枕(けいせいかんたんまくら)」(合作)など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android