農業用ロボット(読み)のうぎょうようロボット

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「農業用ロボット」の意味・わかりやすい解説

農業用ロボット
のうぎょうようロボット

野菜穀物種まき,雑草除去,水と肥料やり,植え替え,刈り入れ,運搬選別,箱詰めなどのいずれかを行なうことのできるロボット農業の効率化と,従事者の不足を補うために開発されている。水耕栽培などの,ある程度環境の整備された工場生産的な農業では,ロボット化の可能性が高い。しかし,一般の田や畑でこのようなロボットを利用するときは,ロボットに自律的移動性,器用な手作業性,センサと認識性が必要になる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android