農神(読み)ノウガミ

デジタル大辞泉 「農神」の意味・読み・例文・類語

のう‐がみ【農神】

稲作守護神。田の神。作神さくがみ

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精選版 日本国語大辞典 「農神」の意味・読み・例文・類語

のう‐じん【農神】

  1. 〘 名詞 〙 農事に関する事柄をつかさどる神。のうがみ。
    1. [初出の実例]「農神 詩話一に田畯とも見えたり」(出典:成形図説(1804‐06)一)

のう‐がみ【農神】

  1. 〘 名詞 〙のうじん(農神)

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世界大百科事典(旧版)内の農神の言及

【田の神】より

…稲作の豊穣をもたらす農神。水稲農耕を主とする日本では民族信仰として農神をまつる習俗は古くからあり,記紀には稲霊(いなだま)の〈倉稲魂(うかのみたま)〉や穀神の大歳神(おおとしのかみ)の名がある。…

※「農神」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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