迂闊・迂濶(読み)うかつ

大辞林 第三版の解説

うかつ【迂闊・迂濶】

( 名 ・形動 ) [文] ナリ 
ぼんやりしていて注意がゆきとどかない・こと(さま)。 「なんとも-なことだ」 「 -な手出しはならない」
実情から離れていて、実際の役に立たない・こと(さま)。 「随分べらぼうな-な話だ/当世書生気質 逍遥
[派生] -さ ( 名 )

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

う‐かつ ‥クヮツ【迂闊・迂濶】

〘名〙 (形動)
① 回り遠く、実際に役立たないこと。実情から離れているさま。迂遠。
史記抄(1477)一二「合従連衡之時分に堯舜禹湯文武周公孔子之道を云ほどに、迂闊な様で時に不合ぞ」 〔漢書‐王吉伝〕
② 心が行き届かないこと。注意や心の準備が足りないさま。うっかりしているさま。
※史記抄(1477)六「又例の図ない迂濶をせられたよと思て」
※浮雲(1887‐89)〈二葉亭四迷〉三「後の面倒を慮って迂濶に手は出さんが」
③ 大変おうようで、のんびりしていること。
※寛永刊本蒙求抄(1529頃)三「又卒詣は大畧の心ぞ。やがて、おほむねと点じたぞ。迂闊(ウクヮツ)なことが大むねかうぞ」

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