迎船(読み)むかいぶね

精選版 日本国語大辞典 「迎船」の意味・読み・例文・類語

むかい‐ぶねむかひ‥【迎船】

  1. 〘 名詞 〙 人を待ち迎えるための船。むかえぶね。むかいせん。〔日葡辞書(1603‐04)〕
    1. [初出の実例]「いや伏見までむかひ舟が参たる」(出典:咄本・昨日は今日の物語(1614‐24頃)上)

むかえ‐ぶねむかへ‥【迎船】

  1. 〘 名詞 〙 人を待ち迎える船。むかいぶね。
    1. [初出の実例]「吾が舟は沖ゆな離り向舟(むかへぶね)片待ちがてり浦ゆ漕ぎあはむ」(出典万葉集(8C後)七・一二〇〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android