迎護法(読み)むかえごほう

精選版 日本国語大辞典 「迎護法」の意味・読み・例文・類語

むかえ‐ごほうむかへゴホフ【迎護法】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「むかえごおう」とも ) 社寺霊場を守護するという護法童子が、そこへ向かう参詣人を守護するときの称。むかえごう。むかいごう。⇔送り護法
    1. [初出の実例]「願はくは、送護法むかへごわうとなりて、奥州まで相違なく届け給へとぞ祈りける」(出典:田中本義経記(室町中か)七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android