近平村(読み)ちからむら

日本歴史地名大系 「近平村」の解説

近平村
ちからむら

[現在地名]市川町近平

甘地あまじ村の北、おく村の東に位置し、村内を振古ふりこ川が流れる。神西じんさい郡に属する。慶長国絵図に村名がみえる。江戸時代を通じて姫路藩領。正保郷帳では田方二五一石余・畑方四一石余、「芝山有・新田有」と注記される。天保郷帳では高三七一石余。享和二年(一八〇二)五月八日、当村付近を訪れた菱屋平七は「近平村、人家二十軒計リ、茶屋なし」(「菱屋平七長崎紀行」京都大学文学部蔵)と記している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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