近江国知行高辻郷帳(読み)おうみのくにちぎようたかつじごうちよう

日本歴史地名大系 「近江国知行高辻郷帳」の解説

近江国知行高辻郷帳(慶安高辻帳)
おうみのくにちぎようたかつじごうちよう

成立 慶安四年

原本 滋賀県立図書館

解説 奥書に記す国総高・村数ともに寛永石高帳・正保郷帳と同一なので、両帳と同系列とみられ、また全郡分が存在したはずであるが、現存滋賀郡栗太郡野洲郡高島郡のみ。ただし内容は田畑別の高と永荒高を記す点で両帳に優る。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android