近江寺村(読み)きんこうじむら

日本歴史地名大系 「近江寺村」の解説

近江寺村
きんこうじむら

[現在地名]西区押部谷町近江おしべだにちようきんこう

明石川左岸の近江寺川流域に位置する村で、南は高和たかわ村。同川の上流に近江寺がある。文明一〇年(一四七八)二月七日の播磨明石郡檀那村付注文(肥塚文書)広峯ひろみね神社(現姫路市)の檀那として「きんこうしの寺」とみえる。慶長国絵図に「大ミち村」とみえる。正保郷帳に近江寺とあり、田方二六石余・畑方一七石余、松山あり。元禄郷帳でも同様で高六八石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 百姓

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android