事典 日本の地域ブランド・名産品 「近江真綿」の解説
近江真綿[染織]
おうみまわた
米原市で生産されている。米原市近江町では、約250年前から真綿の製造がおこなわれているという。真綿とは、繭を引き延ばしてつくった綿。水を張ったタライのなかに繭を入れ、袋状の繭を四角く均一に引き延ばし、木枠に張りかけてつくる。近年は、長年の伝統技術を活かして真綿布団が製造されている。そのほか、新たに真綿和紙が完成。真綿和紙は特に毛筆用に適する。滋賀県伝統的工芸品。
出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報