米原市(読み)まいばら

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「米原市」の解説

米原〔市〕
まいばら

滋賀県北東部,伊吹山地鈴鹿山脈の間に位置する市。南西部は琵琶湖に臨み,東で岐阜県に接する。 2005年山東町,伊吹町,米原町の3町が合体して市制施行したのち,近江町を編入。中心地区の米原は慶長8 (1603) 年に港が開かれ,江戸時代は彦根三湊の一つ。 1889年東海道鉄道,北陸鉄道両線の分岐点となって以後は,鉄道の町として発展した。番場醒井柏原中山道の旧宿場町。米作,林業が主で,伊吹もぐさを特産。醒井には 1878年設立の養鱒場がある。松尾寺九重塔,観音寺の本堂,鐘楼などは国の重要文化財,清滝寺京極家墓所,北畠具行墓,京極氏遺跡は国の史跡に指定。醒井峡谷,青岸寺庭園,福田寺庭園は国の名勝天野川流域には長岡のゲンジボタルおよびその発生地 (国指定特別天然記念物) と息長ゲンジボタル発生地 (国指定天然記念物) がある。伊吹山頂草原植物群落,了徳寺のオハツキイチョウは国の天然記念物。琵琶湖岸および伊吹山霊仙山の付近一帯は琵琶湖国定公園に属する。東海道新幹線,JR東海道本線,北陸本線,近江鉄道本線が南西部の米原駅で交差。名神高速道路,北陸自動車道のジャンクションがあり,国道8号線,21号線,365号線が通じる。面積 250.39km2(境界未定)。人口 3万8719(2015)。

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