20世紀日本人名事典 「近藤宮子」の解説 近藤 宮子コンドウ ミヤコ 昭和期の作詞家 生年明治40(1907)年3月21日 没年平成11(1999)年4月8日 出身地広島県広島市 学歴〔年〕東京第三高女(現・駒場高)国文科卒 経歴昭和7年日本教育音楽協会が全国から作品を募集、出版した「エホンショウカ」の中の、「チューリップ」「こいのぼり」などの曲について当時、作者名は公表されず著作者は同協会となっていた。57年同協会会長の小出浩平がこれらの著作権登録を申し出、認められたため、60年歌詞の著作権の確認などを求める訴訟を起こす。平成元年東京地裁の判決で「チューリップ」の1番と「こいのぼり」ほか4曲についても作詞者であると認められた。5年東京高裁でも勝訴。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「近藤宮子」の解説 近藤宮子 こんどう-みやこ 1907-1999 昭和時代前期の作詞家。明治40年3月21日生まれ。藤村作(つくる)の娘。昭和7年日本教育音楽協会の募集に応じて童謡「こいのぼり」「チューリップ」などを作詞する。作者名が公表されずに出版されたため,のち著作権をめぐり同協会と争いとなり,平成5年裁判に勝訴し作詞者と認定された。平成11年4月8日死去。92歳。広島県出身。東京府立第三高女(現駒場高)卒。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by