近藤清春(読み)こんどう きよはる

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「近藤清春」の解説

近藤清春 こんどう-きよはる

?-? 江戸時代中期の浮世絵師
江戸の人。鳥居清信に似た画風だが,系統は不明。仮名草子,赤本,評判記などに挿絵,文章をかいた。作品に享保(きょうほう)13年(1728)刊行歌舞伎年代記金之揮(きんのざい)」のほか,赤本「ねこ鼠(ねずみ)大友のまとり」,狂歌集「江戸名所百人一首」などがある。通称は助五郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の近藤清春の言及

【金之揮】より

…役者評判記の一種。近藤清春著・画。1728年(享保13)1月,奥村源六刊。…

※「近藤清春」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android