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鳥居清信 とりいきよのぶ

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

鳥居清信
とりいきよのぶ

[生]寛文4(1664).大坂
[没]享保14(1729).7.28. 江戸
江戸時代中期の浮世絵師。鳥居家初代。鳥居清元の子。名は庄兵衛。貞享4 (1687) 年一家とともに江戸へ移住。父が元禄3 (90) 年,市村座の看板絵で好評を博し,鳥居派と歌舞伎との現代にいたるまでの関係が始る。

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デジタル大辞泉の解説

とりい‐きよのぶ〔とりゐ‐〕【鳥居清信】

[1664~1729]江戸中期の浮世絵師。初世。大坂の人。俗称、庄兵衛。鳥居派の祖。父清元とともに江戸に移る。瓢箪足(ひょうたんあし)や蚯蚓描(みみずが)きとよばれる躍動的な描法を創始して豪快な役者絵を確立。また、美人画にもすぐれた。

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百科事典マイペディアの解説

鳥居清信【とりいきよのぶ】

江戸中期の浮世絵師。鳥居派の初代。通称庄兵衛。大坂に生まれ,1687年父清元とともに江戸に下った。役者絵に〈瓢箪足〉〈みみずがき〉と呼ばれる雄渾(ゆうこん)な様式を開き,鳥居派の基礎を築いた。
→関連項目丹絵鳥居清倍役者絵

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江戸・東京人物辞典の解説

鳥居清信

1664〜1729(寛文4年〜享保14年)【浮世絵師】現代まで続く、歌舞伎絵の名門、鳥居家の初代。 江戸前期の浮世絵師。大坂生まれ。俗称庄兵衛。女形役者の父清元とと江戸に下って、江戸歌舞伎専属の看板絵師となったと伝えられる。独特の描画による役者の一枚絵により、鳥井派の初代となる。

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世界大百科事典 第2版の解説

とりいきよのぶ【鳥居清信】

1664‐1729(寛文4‐享保14)
江戸中期の浮世絵師。歌舞伎絵を専門として現代までつづく鳥居派の始祖。俗称庄兵衛。大坂に生まれ,1687年(貞享4)に父清元とともに江戸へ下り,難波町に住む。清元は近藤庄七と称し,女方役者でありながら絵をたくみにしたため芝居の看板絵などを描いており,その関係で清信も歌舞伎関係の作画の機会を与えられることとなった。絵の師は清元とも,鳥居清高(伝歴不詳)ともいう。浮世絵師としての本格的な活躍は1697年(元禄10)ころから始まり,木版絵本に,あるいは墨摺絵や丹絵の一枚絵に,役者や遊女の大柄な姿絵を背景もほとんどなしに描き出してみせた。

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大辞林 第三版の解説

とりいきよのぶ【鳥居清信】

1664~1729) 江戸中期の浮世絵師。大坂の人。のち江戸に移る。俗称、庄兵衛。父鳥居清元と歌舞伎の看板絵を描きながら菱川師宣ひしかわもろのぶに学び、元禄歌舞伎の荒事の味を表現する筆法「ひょうたん足」「みみず描き」を生み出し鳥居派浮世絵の基礎を築いた。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

鳥居清信
とりいきよのぶ
(1664―1729)

江戸中期の浮世絵師。鳥居派の始祖で、鳥居家初代当主。生没年については異説もある。俗称庄兵衛。父の清元とともに1687年(貞享4)大坂から江戸に下り、まもなく江戸四座芝居看板を描くようになったと伝えるが、今日確実に画歴をたどれるのは1697年(元禄10)からである。菱川師宣(ひしかわもろのぶ)、杉村治兵衛風を消化して新様をくふうし、役者絵・美人画双方に妙技を振るったが、とりわけ一枚摺(ずり)の役者絵を創始した功績は大きい。また瓢箪足(ひょうたんあし)・蚯蚓描(みみずがき)とよばれる芝居看板にふさわしい躍動的な描法を編み出し、鳥居派の基礎を形づくった。代表作は一枚絵の『沢村小伝次の露の前』『上村(かみむら)吉三郎の女三の宮』、版本の『風流四方屏風(びょうぶ)』『娼妓画牒(けいせいえほん)』(ともに1700刊)など。
 なお2代清信(生没年未詳)は初代の子と推定され、1720年代から1760年ごろまで役者絵を中心に活躍した。また、清信を名のったのは3人以上いたとの説もある。[浅野秀剛]

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世界大百科事典内の鳥居清信の言及

【両巴巵言】より

…撃鉦(どらうつ)先生作。鳥居清信画。1728年(享保13)刊。…

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