近衛の使い(読み)このえのつかい

精選版 日本国語大辞典 「近衛の使い」の意味・読み・例文・類語

このえ【近衛】 の 使(つか)

  1. 平安時代賀茂祭大原野祭にあたり、左右近衛府より交互に差し遣わされた中将または少将。こんえの使い。
    1. [初出の実例]「祭の日の事ども、例の事なり。このゑのつかひは、太政大臣の孫の少将ぞかし」(出典:狭衣物語(1069‐77頃か)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む