述ばふ(読み)ノバウ

デジタル大辞泉 「述ばふ」の意味・読み・例文・類語

のば・う〔のばふ〕【述ばふ】

[動ハ下二]述べる。語る。
「いかにして思ふ心を―・へまし」〈古今雑体

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「述ばふ」の意味・読み・例文・類語

のば・うのばふ【述】

  1. 〘 他動詞 ハ行下二段活用 〙 のべる。語る。
    1. [初出の実例]「くれ竹の よよのふるごと なかりせば いかほの沼の いかにして 思ふ心を のばへまし〈壬生忠岑〉」(出典:古今和歌集(905‐914)雑体・一〇〇三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む