退出障壁(読み)たいしゅつしょうへき(その他表記)exit barrier

翻訳|exit barrier

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「退出障壁」の意味・わかりやすい解説

退出障壁
たいしゅつしょうへき
exit barrier

市場から企業撤退を困難にさせるような障壁のこと。たとえば,1970年代後半から 80年代後半にかけて,鉄鋼業における設備投資の自主調整や鉄鋼製品の価格調整 (公販制) などは,むしろ過剰設備投資をもたらす結果になった。また中小企業分野において,長期にわたって適用除外カルテルが実施されたことなども,企業の退出を妨げる結果になった。

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