精選版 日本国語大辞典 「退状」の意味・読み・例文・類語 どき‐じょう‥ジャウ【退状】 〘 名詞 〙 離縁状。多く、妻が書く離縁状をいう。のきじょう。[初出の実例]「とが人のわれじゃによって、妹迄なんぎする。それでさっきに、妹にとく心さして、どき状が書して有。コレ是を見い」(出典:浄瑠璃・近頃河原達引(おしゅん伝兵衛)(1785)中) のき‐じょう‥ジャウ【退状】 〘 名詞 〙 縁切りの書状。どきじょう。[初出の実例]「この文は、こりゃ退(ノ)き状(ジャウ)ぢゃが、真実退くか」(出典:歌舞伎・宿無団七時雨傘(1768)切幕) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by