法則の辞典 「逆コード化定理」の解説 逆コード化定理【converse coding theorem】 「逆符号化定理」ともいう.「通信路符号化定理」や「情報源符号化定理」の逆をいう.前者の場合,電送速度が通信路容量を超えたとき,誤り誤差はある値以下に小さくすることはできない(逆符号化の弱定理).また,符号語の語長を長くとると誤り確率の平均はむしろ位置に近づく(逆符号化の強定理).後者では,伝送速度がエントロピー値よりも下回るような,誤りなしの符号化はありえない. 出典 朝倉書店法則の辞典について 情報