逆コード化定理(英語表記)converse coding theorem

法則の辞典 「逆コード化定理」の解説

逆コード化定理【converse coding theorem】

「逆符号化定理」ともいう.「通信路符号化定理」や「情報源符号化定理」の逆をいう.前者の場合,電送速度が通信路容量を超えたとき,誤り誤差はある値以下に小さくすることはできない(逆符号化の弱定理).また,符号語の語長を長くとると誤り確率平均はむしろ位置に近づく(逆符号化の強定理).後者では,伝送速度がエントロピー値よりも下回るような,誤りなしの符号化はありえない.

出典 朝倉書店法則の辞典について 情報

今日のキーワード

スキマバイト

働き手が自分の働きたい時間に合わせて短時間・単発の仕事に就くこと。「スポットワーク」とも呼ばれる。単発の仕事を請け負う働き方「ギグワーク」のうち、雇用契約を結んで働く形態を指す場合が多い。働き手と企...

スキマバイトの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android