逆取順守(読み)ギャクシュジュンシュ

デジタル大辞泉 「逆取順守」の意味・読み・例文・類語

ぎゃくしゅ‐じゅんしゅ【逆取順守】

《「史記」陸賈伝から》道理にそむいた方法天下を取り、道理にかなった方法でそれを守ること。

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精選版 日本国語大辞典 「逆取順守」の意味・読み・例文・類語

ぎゃくしゅ‐じゅんしゅ【逆取順守】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「史記‐陸賈伝」の「湯武逆取、而以順守之」から ) 道理にそむいた方法でとり、道理にかなった方法でそれを守ること。取り方は正しくないが、その後の保持の方法は正しいこと。
    1. [初出の実例]「深く逆取順守の理を悟り」(出典:匏菴十種(1869)〈栗本鋤雲〉暁窓追録)

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四字熟語を知る辞典 「逆取順守」の解説

逆取順守

道理にそむいた方法でとり、道理にかなった方法でそれを守ること。取り方は正しくないが、その後の保持の方法は正しいこと。

[使用例] 既に得るの後深く逆取順守の理を悟り[栗本鋤雲*匏菴十種|1869]

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