逆宣伝(読み)ギャクセンデン

デジタル大辞泉 「逆宣伝」の意味・読み・例文・類語

ぎゃく‐せんでん【逆宣伝】

[名](スル)
相手宣伝を逆に利用して、相手が不利になるような宣伝をし返すこと。また、その宣伝。
意図した効果とは逆の宣伝効果が現れてしまった宣伝。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「逆宣伝」の意味・読み・例文・類語

ぎゃく‐せんでん【逆宣伝】

  1. 〘 名詞 〙 相手の宣伝に対抗し、意図的にその宣伝を利用して、相手に不利になるように宣伝し返すこと。また、そのような宣伝。
    1. [初出の実例]「会社側の流言や密偵の逆宣伝に」(出典:太陽のない街(1929)〈徳永直〉戦線)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「逆宣伝」の意味・わかりやすい解説

逆宣伝
ぎゃくせんでん

カウンター・プロパガンダ counter-propagandaの訳。一般の宣伝戦において,敵の宣伝に打勝つために対抗して行われる宣伝。対抗宣伝ともいう。なお体制側の宣伝に対して,反体制側から行われる宣伝をいう場合もある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android