逆巻貝(読み)サカマキガイ

デジタル大辞泉 「逆巻貝」の意味・読み・例文・類語

さかまき‐がい〔‐がひ〕【逆巻貝】

サカマキガイ科の巻き貝。淡水産で殻高約1センチ。ヒメモノアラガイに似るが、殻の巻き方が逆で左に巻く。ヨーロッパ原産だが、今は日本各地の汚れた川や溝にみられる。

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精選版 日本国語大辞典 「逆巻貝」の意味・読み・例文・類語

さかまき‐がい‥がひ【逆巻貝】

  1. 〘 名詞 〙 サカマキガイ科の淡水産巻貝。ヨーロッパ原産で、日本には一九四〇年以後に全国に広がり、川の石や溝(みぞ)のコンクリート壁に付着し、汚染のすすんだ場所にも生息する。殻高一センチメートルの長卵形で、殻は黄褐色半透明光沢がある。ヒメモノアラガイに似ているが、巻き方が逆で左巻きになっているのでこの名がある。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「逆巻貝」の解説

逆巻貝 (サカマキガイ)

学名Physa acuta
動物。サカマキガイ科の巻き貝

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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