デジタル大辞泉 「逆行衛星」の意味・読み・例文・類語 ぎゃっこう‐えいせい〔ギヤクカウヱイセイ〕【逆行衛星】 公転方向が惑星の公転と逆方向の衛星。太陽系では、木星に4個、土星に1個、海王星に1個見つかっている。⇔順行衛星。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
改訂新版 世界大百科事典 「逆行衛星」の意味・わかりやすい解説 逆行衛星 (ぎゃっこうえいせい)retrograde satellite 木星,土星,海王星の衛星のいくつかは,母惑星のまわりを,その自転の向きと逆向きに公転していて逆行衛星といわれる。通常,惑星の自転は西から東の向きなので,逆行衛星は惑星を東から西の向きに公転する。木星の衛星アナンケ,カルメ,パシファエ,シノーペ,土星の衛星フェーベ,海王星の衛星トリトンなどが逆行である。木星と土星の逆行衛星はすべて微小天体であるが,海王星の逆行衛星は月くらいの大きさがある。逆行衛星の起源についてはまだ明らかでない。→衛星執筆者:堀 源一郎 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by
百科事典マイペディア 「逆行衛星」の意味・わかりやすい解説 逆行衛星【ぎゃっこうえいせい】 母惑星の自転の向きと逆向きに公転している衛星。木星の衛星アナンケ,カルメ,パシフェア,シノーペ,土星の衛星フェーベ,海王星の衛星トリトンなど。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報 Sponserd by