精選版 日本国語大辞典 「逆鉾」の意味・読み・例文・類語
さか‐ほこ【逆鉾】
[1] 〘名〙
① (「天逆鉾(あまのさかほこ)」の略) 玉で飾った立派な鉾。伊邪那岐(いざなぎ)・伊邪那美(いざなみ)二神が国産みに用いたという。
※倭姫命世記(1270‐85頃)「投降坐ひし天逆大刀、逆鉾、金鈴等是也」
② (①に似ているところから) 勃起した男性の陰茎。
③ 天の逆鉾に似せて、宮崎県の霧島山山頂に逆さに立ててある一丈(約三メートル)ほどの金属製のほこ。
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