天の瓊矛(読み)アマノヌホコ

デジタル大辞泉 「天の瓊矛」の意味・読み・例文・類語

あま‐の‐ぬほこ【天の×瓊矛】

日本神話で、伊弉諾いざなぎ伊弉冉いざなみ二神が国産みに用いたという、玉で飾った矛。あまのさかほこ
「すなはち―を賜ふ」〈丹鶴本神代紀・上〉

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精選版 日本国語大辞典 「天の瓊矛」の意味・読み・例文・類語

あまの【天の】 瓊矛(ぬほこ・にほこ)

  1. 玉で飾った立派な矛(ほこ)。「古事記」「日本書紀」では、伊邪那岐、伊邪那美二神の国産みに際して用いられたものとされる。
    1. [初出の実例]「是のただよへる国を修理(つく)り固め成せ、と天沼矛(あまのぬほこ)を賜ひて、言依(ことよ)さし賜ひき」(出典:古事記(712)上)

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