逍遥学派(読み)ショウヨウガクハ

山川 世界史小辞典 改訂新版 「逍遥学派」の解説

逍遥学派(しょうようがくは)
Peripatetic school

アリストテレス学派の呼び名。彼がアテネのリュケイオン体育場の逍遥廊(peripatos)で講義したために起こった名で,歩きながら哲学を講ずる風習とは関係がなかった。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

世界大百科事典(旧版)内の逍遥学派の言及

【ペリパトス学派】より

…逍遥学派ともいう。プラトンが遊歩しながら講義した習慣に由来する名で,本来アカデメイア出身のアリストテレスらを指したが,以後はもっぱらアリストテレス創立のリュケイオン校の人々を総称する呼名となった。…

※「逍遥学派」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む