途次すがら(読み)みちすがら

精選版 日本国語大辞典 「途次すがら」の意味・読み・例文・類語

みち‐すがら【道すがら・途次】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「すがら」は接尾語 )
  2. ( 副詞的にも用いる ) 道を行くあいだ。道中ずっと。また、道を行くついで。歩きながら。道々。
    1. [初出の実例]「あはれなることをみちすがら、こころぐるしうおもほして」(出典:宇津保物語(970‐999頃)俊蔭)
  3. 道筋。路程。
    1. [初出の実例]「往来の人に、道すがらを尋ね」(出典:滑稽本・東海道中膝栗毛(1802‐09)七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む