途次すがら(読み)みちすがら

精選版 日本国語大辞典 「途次すがら」の意味・読み・例文・類語

みち‐すがら【道すがら・途次】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「すがら」は接尾語 )
  2. ( 副詞的にも用いる ) 道を行くあいだ。道中ずっと。また、道を行くついで。歩きながら。道々。
    1. [初出の実例]「あはれなることをみちすがら、こころぐるしうおもほして」(出典:宇津保物語(970‐999頃)俊蔭)
  3. 道筋。路程。
    1. [初出の実例]「往来の人に、道すがらを尋ね」(出典:滑稽本・東海道中膝栗毛(1802‐09)七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む