這い込む(読み)ハイコム

デジタル大辞泉 「這い込む」の意味・読み・例文・類語

はい‐こ・む〔はひ‐〕【×這い込む】

[動マ五(四)]
這って中に入り込む。這い入る。
縁側へ上って座舗ざしきへ―・み」〈二葉亭浮雲
夜ばいをする。
「奴は下女癖があると見えて今でも下女に―・む」〈魯庵社会百面相

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精選版 日本国語大辞典 「這い込む」の意味・読み・例文・類語

はい‐こ・むはひ‥【這込】

  1. 〘 自動詞 マ行五(四) 〙
  2. はって中にはいりこむ。はいいる。
    1. [初出の実例]「汁の実を又呼かへす朝の月〈之道〉 薄の中へ蟾のはひ込〈畦止〉」(出典:俳諧・住吉物語(1695か))
  3. 夜ばいに行く。
    1. [初出の実例]「はい込むとどろぼうといふむごいやつ」(出典:雑俳・柳多留‐一四(1779))

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