這入(読み)はいいり

精選版 日本国語大辞典 「這入」の意味・読み・例文・類語

はい‐いりはひ‥【這入】

  1. 〘 名詞 〙
  2. はって中にはいること。
  3. 門の入り口。また、門から内。門から邸宅までの間。はいり。
    1. [初出の実例]「いもが家のはひいりにたてる青柳に今や鳴くらん鶯の声〈凡河内躬恒〉」(出典:後撰和歌集(951‐953頃)春上・四一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android