通元(読み)つうげん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「通元」の解説

通元 つうげん

?-? 江戸時代前期-中期の僧。
真宗大谷派。豊後(ぶんご)(大分県)長福寺住職元禄(げんろく)-宝永年間(1688-1711)の人。十住論の易行品教義に関する文を抄出し,「読易行品」という著述にちなんでみずから易行庵と称した。京都にでて東本願寺高倉学寮創設に慧空らと尽力した。豊後出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android