通札(読み)とおりふだ

精選版 日本国語大辞典 「通札」の意味・読み・例文・類語

とおり‐ふだとほり‥【通札】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代、京坂の劇場で、木戸札の代わりに渡す通行券
    1. [初出の実例]「はづすは猫に鰹木の、気を通り札鼠木戸」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)座摩社)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む