連星の分類(その他表記)classification of binary stars

法則の辞典 「連星の分類」の解説

連星の分類【classification of binary stars】

観測的に分類した連星には「実視連星望遠鏡主星伴星が分離して観測可能)」,「食連星(主星と伴星とがお互いを隠しあう食による変光から連星とわかる)」,「分光連星(スペクトル線ドップラー効果の周期性から連星とわかる)」の3種類が挙げられる.

相互距離による分類では,遠隔連星(星の大きさに比べて距離が十分に大きい)と,近接連星(相互作用連星)とに分けられる.近接連星はさらに「接触型」「半分離型」「分離型」に三分することができる.

出典 朝倉書店法則の辞典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android