デジタル大辞泉
「伴星」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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ばん‐せい【伴星】
- 〘 名詞 〙 重星を構成する星のうち、主星(最も明るい星)以外の星をいう。随星。
- [初出の実例]「もとの太陽には伴星があったが」(出典:好奇心(1948)〈荒正人〉)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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伴星 (ばんせい)
companion
一般には,連星をなす2個の星のうち暗いほうをいう。これに対して,明るいほうを主星principal starと呼ぶ。ただし,両星の質量が既知の場合には,質量の小さいほうを伴星,質量の大きいほうを主星ということもある。伴星には暗すぎてまったく見えないものもある。しかし,見えている星の固有運動が公転のために蛇行することから伴星の存在を推定できる。このような伴星を不可視伴星という。1862年に発見されたシリウスの伴星は白色矮星(わいせい)として有名である。
執筆者:岡崎 彰
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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伴星
ばんせい
連星を構成する星のうち主星でないもの。十分明るく観測できるものもあるが、主星の周期的な位置変化から連星であるとわかりながら、暗くて認められない伴星もある。
[編集部]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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伴星【ばんせい】
連星を構成する二つの星のうち光度の暗いほうをいう。これに対し明るいほうを主星という。質量がわかっている場合は,質量の小さいほうを伴星とすることもある。
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
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世界大百科事典(旧版)内の伴星の言及
【連星】より
…2個の恒星が互いに万有引力を及ぼし合い,共通重心のまわりを軌道運動しているものを連星という。ふつう,明るいほうの星を主星,暗いほうの星を伴星と呼んでいる。恒星のなかで連星をなすものは多く,例えば太陽から17光年以内の空間には太陽も含めて60個の恒星が知られているが,約半数の28個が連星または多重連星の一員である。…
※「伴星」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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