連結ピン(読み)れんけつピン(その他表記)linking pin

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「連結ピン」の意味・わかりやすい解説

連結ピン
れんけつピン
linking pin

複数の集団に重複して所属し,集団を連結する機能を果す人のこと。 R.リッカートによってこの機能の重要性が主張された。連結ピンは上位下位の集団間のコミュニケーション促進,個人の組織の決定への参加などに貢献するとする。たとえば取締役営業部長は取締役会や部長会の一員として高位意思決定に参加するとともに営業部のリーダーとして部員指揮監督にあたり,部下の意見を吸い上げてトップに伝える役割も有することになる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む