連続反応系列(読み)れんぞくはんのうけいれつ(その他表記)continuous reaction series

岩石学辞典 「連続反応系列」の解説

連続反応系列

熔融体の結晶作用過程で,結晶作用が行われている間に組成が完全に連続的に変化を示す性質がある場合.例えば斜長石橄欖(かんらん)石,輝石アルカリ長石などがある[Bowen : 1928].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の連続反応系列の言及

【結晶分化作用】より

…本源マグマから結晶したCaに富む斜長石は,後に残液と反応し,しだいに組成が連続的に変化してNaに富むようになる。このように,鉱物の組成が連続的に変化するものを連続反応系列をなすという。また本源マグマから結晶したカンラン石は,後に残液と反応して輝石になることもある。…

※「連続反応系列」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android