連部村(読み)つらべむら

日本歴史地名大系 「連部村」の解説

連部村
つらべむら

[現在地名]安濃町連部

穴倉あなくら川左岸の平地にあり、妙法寺みようほうじ村の北、北大谷きたおおたに川を挟んで神田こうだ村の東に位置し、集落は村域の南半のやや小高い所にある。文禄検地帳を転記したと思われる伊勢国中御検地高帳に「連部」と現れる。慶安郷帳(明大刑博蔵)によると田方九六石余、畑方一〇九石で、畑地の多い村であった。江戸時代を通じて津藩領。寛延(一七四八―五一)頃の戸数五〇、ほかに郷士一、人口一七六、馬一、牛九。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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