遊屋村(読み)ゆやむら

日本歴史地名大系 「遊屋村」の解説

遊屋村
ゆやむら

[現在地名]小原村遊屋

田代たしろ川の中流域にあり、飯野いいの(現藤岡町)から仁木にぎいちを通る中央ちゆうおう道と永太郎ええたろう乙ヶ林おかばやしを通る多治見たじみ道が通ずる。向垣内むかいがいとというカイト名が残る。寛永郷帳では岡崎藩領、明治元年(一八六八)西尾藩領である。慶長九年(一六〇四)の三州賀茂郡小原之内岡崎領熊野村検地帳(鈴木早苗氏蔵)には屋敷六筆の面積と持主が書上げられている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android