日本歴史地名大系 「遊屋村」の解説 遊屋村ゆやむら 愛知県:西加茂郡小原村遊屋村[現在地名]小原村遊屋田代(たしろ)川の中流域にあり、飯野(いいの)(現藤岡町)から仁木(にぎ)―一(いち)ノ野(の)を通る中央(ちゆうおう)道と永太郎(ええたろう)―乙ヶ林(おかばやし)を通る多治見(たじみ)道が通ずる。向垣内(むかいがいと)というカイト名が残る。寛永郷帳では岡崎藩領、明治元年(一八六八)西尾藩領である。慶長九年(一六〇四)の三州賀茂郡小原之内岡崎領熊野村検地帳(鈴木早苗氏蔵)には屋敷六筆の面積と持主が書上げられている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by