運動残像(読み)うんどうざんぞう(その他表記)after-effect of seen motion; Bewegungsnachbild

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「運動残像」の意味・わかりやすい解説

運動残像
うんどうざんぞう
after-effect of seen motion; Bewegungsnachbild

運動している対象をしばらく持続観察した直後,静止対象に眼を転じた際に現れる運動印象。静止対象が,直前に見ていた運動方向とは反対の方向に動くように見える現象で,滝の水の流れを凝視してから付近の景色を見る際にも現れるので,落水の錯覚 waterfall illusionなどとも呼ばれる。 (→運動知覚 )  

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世界大百科事典(旧版)内の運動残像の言及

【残像】より

…これを〈エンメルトの法則Emmert’s law〉という。また一定方向に運動している対象をしばらく注視してから静止対象をみると,それが逆方向に動いてみえるのを〈運動残像movement after image〉(または〈運動残効〉〈滝の錯視〉)という。残像は刺激除去直後の数秒間持続する普遍的現象であるが,特定の人にのみ数時間,数日後にも現れることがあり,これを〈直観像eidetic image〉という。…

※「運動残像」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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