過化存神(読み)かかそんしん

精選版 日本国語大辞典 「過化存神」の意味・読み・例文・類語

かか‐そんしんクヮクヮ‥【過化存神】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「孟子‐尽心・上」の「夫君子所過者化、所存者神、上下与天地流、豈曰補之哉」による ) 聖人が通り過ぎただけで、民は感化され、長く存在するところでは、その感化は神明のごとくである。聖人の徳の高いのをたたえたことば。
    1. [初出の実例]「過化存神の妙など申して、元より徳は邵く、行は至極して、材学共に優かにござった故に」(出典:百一新論(1874)〈西周〉上)
    2. [その他の文献]〔論語集注‐学而〕

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