精選版 日本国語大辞典 「道に遺を拾わず」の意味・読み・例文・類語 みち【道】 に 遺(い・おちもの)を=拾(ひろ)わず[=取(と)らず] 世の中が泰平で富み足りており、道路に落ちているものも拾わない。理想的な政治が行なわれていることのたとえ。[初出の実例]「是に由りて盗賊(ぬすひと)恐懾(おちひし)て、路に拾レ遺(オチモノトラ)ず」(出典:日本書紀(720)皇極元年正月(岩崎本訓))[その他の文献]〔韓非子‐外儲説左上〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例