道島村(読み)どうじまむら

日本歴史地名大系 「道島村」の解説

道島村
どうじまむら

[現在地名]婦中町道島

山田やまだ川上流右岸に位置し、対岸南西皆杓かいじやく村、北は高山たかやま村。地名の由来は山田川が時々氾濫した際、道路のみが島のように残ったことによると伝える(婦負郡志)正保郷帳では高三一二石余、田方四町九反・畑方一五町九反余。享保六年(一七二一)の高二二八石余(「村付高改帳」島倉家文書)。寛政二年(一七九〇)の古高二五七石余・定免三ツ九歩、新田高三八石余・平均免一ツ七歩八厘余、小物成は山役四二匁二分二厘・蝋役二匁四分六厘・漆役六匁八分三厘(高物成品々手鏡)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android