道明路(読み)どうみようみち

日本歴史地名大系 「道明路」の解説

道明路
どうみようみち

明日あけびから大見おおみに至る海岸線に突出する道明鼻の、高さ約一〇メートルの岩壁の裾を回ってつくられた幅約二メートル、長さ一千五〇〇メートルの道路。肥海ひがい金剛こんごう(曹洞宗)住持光円は、安政七年(一八六〇)六五歳で隠居してのち、橋(金剛橋)を架けたり磯印(金剛磯)を設けたりしたが、翌文久元年(一八六一)二月私費を投じて道明路の開削工事を起こし、八月に完成した。この道ができるまでは、明日から大見へ出るには、山越をするか、磯伝いに出るかした。磯伝いは危険が多く、幾度か人命も失われたという難所であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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