日本歴史地名大系 「明日村」の解説 明日村あけびむら 富山県:下新川郡宇奈月町明日村[現在地名]宇奈月町明日・舟見(ふなみ)・中谷(なかだに)黒部川右岸の段丘上にあり、扇状地の扇頂に近い。北は舟見村(現入善町)、西は愛本新(あいもとしん)村、南は栗虫(くりむし)村で、東には負釣(おいつる)山などの山々がある。北陸街道の上街道から明日山法福(ほうふく)寺へ通ずる参道を中心に集落が発達し、元禄一五年(一七〇二)の新川郡邑名来歴(下新川郡史稿)に「此村明日村観音之二王門より内に村立申に付、明日村と申由申伝候」と記される。 明日村あけびむら 愛媛県:越智郡大三島町明日村[現在地名]大三島町明日現大三島町の中央部やや北寄りに位置する。東は山を負い、西は海に臨み、南は宮浦(みやのうら)村に連なり、北は山を隔てて大見(おおみ)村に接する。慶安元年伊予国知行高郷村数帳(一六四八)の越智郡の項に「明日村 日損所、柴山有」とみえ、村高は八三石八斗である。享保末年の「越智島旧記」によると、田畑面積は、田三町四反五畝二〇歩、畑五六町一反三畝八歩、ほかに新田畑として、田九反八畝一七歩、畑六畝がある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by