日本歴史地名大系 「道林寺村」の解説 道林寺村どうりんじむら 富山県:小矢部市道林寺村[現在地名]小矢部市道林寺蓮沼(はすぬま)村の南、渋江(しぶえ)川左岸に位置。蓮沼から安居(あんご)寺(現福野町)に至る参詣道が通る。南の長(ちよう)村の南(渋江川沿い)に飛地がある。村名は明応二年(一四九三)一〇月一二日の慶春白状注記(教王護国寺文書)にみえる「蓮沼道林寺」があったことに由来。道林寺があった字中屋島(なかやじま)は中世には蓮沼に含まれたが、江戸時代には蓮沼から分立した当村に含まれた。なお道林寺は慶安二年(一六四九)に今石動(いまいするぎ)町に移転(今石動由来)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by