道遣る(読み)みちやる

精選版 日本国語大辞典 「道遣る」の意味・読み・例文・類語

みち‐や・る【道遣】

  1. 〘 他動詞 ラ行四段活用 〙
  2. 事をすすめる。処理する。片付ける。
    1. [初出の実例]「これよりのはからひのうへをみちやられ候はぬ事心え候はぬ」(出典:上杉家文書‐(建武五年)(1338)五月二七日・足利貞氏後家自筆消息)
  3. 契約を履行する。借金を返済する。損害を弁償する。
    1. [初出の実例]「いつぞやの御あしの事、いま参千五百疋のこり候、かならずかならずれんれんにみちやりまいらせ候べく候」(出典:建内記‐嘉吉元年(1441)閏九月記紙背文書)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む