違い無い(読み)ちがいない

精選版 日本国語大辞典 「違い無い」の意味・読み・例文・類語

ちがい‐な・いちがひ‥【違無】

  1. 〘 連語 〙 間違いはない。たしかである。
  2. (イ) 相手ことばを受けて、相手の言っている内容が正しいことを表わす。そのとおりである。
    1. [初出の実例]「『そんな奴は得て丙午な者だ』『違(チゲヘ)ねえ』」(出典:滑稽本・素人狂言紋切形(1814)下)
  3. (ロ) ( 「…にちがいない」の形で ) その物事が確実に推量されること、きっと…だと思われるという意を表わす。
    1. [初出の実例]「成(なる)ほど成ほどぬしの咄にちがひない」(出典:浄瑠璃蘆屋道満大内鑑(1734)四)
    2. 「世界中にひろまるに違(チガ)ひない」(出典:露団々(1889)〈幸田露伴〉八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む