遠輪廻(読み)トオリンネ

デジタル大辞泉 「遠輪廻」の意味・読み・例文・類語

とお‐りんね〔とほリンヱ〕【遠輪×廻】

連歌・連句の付合つけあい上の禁制の一。句を付け進めてゆく際に数句を隔てて同じような付合が出てくること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「遠輪廻」の意味・読み・例文・類語

とお‐りんねとほリンヱ【遠輪廻】

  1. 〘 名詞 〙 連歌で、去嫌いの一つ。連歌一巻に、数句を隔てて、また同じ趣向の付合を繰り返すこと。〔僻連抄(1345)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android