遠輪廻(読み)トオリンネ

デジタル大辞泉 「遠輪廻」の意味・読み・例文・類語

とお‐りんね〔とほリンヱ〕【遠輪×廻】

連歌・連句の付合つけあい上の禁制の一。句を付け進めてゆく際に数句を隔てて同じような付合が出てくること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「遠輪廻」の意味・読み・例文・類語

とお‐りんねとほリンヱ【遠輪廻】

  1. 〘 名詞 〙 連歌で、去嫌いの一つ。連歌一巻に、数句を隔てて、また同じ趣向の付合を繰り返すこと。〔僻連抄(1345)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android