遠銀点(読み)えんぎんてん(その他表記)apogalacticum

改訂新版 世界大百科事典 「遠銀点」の意味・わかりやすい解説

遠銀点 (えんぎんてん)
apogalacticum

近銀点の対。個々の天体が銀河系内で軌道運動をする際に到達しうる,銀河系中心からもっとも離れた点。銀河系内には物質が広がって分布しているため,その重力場での軌道は,一般には閉じないで,銀河中心を囲むドーナツ状の領域内を埋めるようにずれていく。したがって,遠銀点は1点とは限らない。その天体が銀河系の重力場に束縛されていれば遠銀点距離は有限であるが,束縛されていなければ無限大となる。
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百科事典マイペディア 「遠銀点」の意味・わかりやすい解説

遠銀点【えんぎんてん】

銀河系内で天体が軌道運動をする際に到達しうる,銀河系中心からの最大距離。一般に銀河系内では軌道運動は閉じた形にならず,銀河中心を取り囲むドーナツ状の領域内を埋めるようにずれていくので,遠銀点は1点とは限らない。→近銀点

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